就職活動中の皆さん、こんにちは!株式会社エヌデーデー(NDD)の採用担当です。
皆さんは「IT業界」と聞いて、どんな仕事を思い浮かべますか? スマートフォンのアプリを作る会社、Web広告を展開する会社、あるいは最新のゲームを作る会社でしょうか。実は、世の中で「IT業界」と呼ばれる領域は非常に広く、一言で語ることはできません。現代ではIT部門が存在しない企業はほぼありませんし、IT技術はあらゆる産業の土台になっています。
今回は、就活生の皆さんに向けて「IT業界にはどんな種類があるのか」「そもそもSIerとは何か?」「日本のIT業界においてどんな価値があるのか」、そして「エヌデーデーのSE(システムエンジニア)として働く面白さ」について、詳しくお話ししたいと思います。
IT業界と一口に言っても、ビジネスモデルや誰に向けてサービスを提供しているかによって、大きくいくつかの種類に分けられます。業界研究の第一歩として、まずはこの違いを整理してみましょう。
大きく分けてもこれくらいにはわけることができて、細かくわければ更に細分化することも可能です。ここでは皆様が検討している「IT業界」という言葉はとても大きな言葉なんだ、と理解していたただければ問題ないです。
SI業界でシステム構築を請け負う企業のことを、SIer(エスアイアー / System Integrator)と呼びます。
「Integrate」には「統合する」という意味があります。元々は、世の中にある様々なメーカーが作ったハードウェアやソフトウェアを組み合わせ(統合し)、顧客の要件に合わせたシステムを作り上げるのが主な役割でした。
しかし、日本のビジネスシーンにおいてSIerの役割は時代とともに進化してきました。単に既存のものを組み合わせるだけでなく、お客様の業務に完全にフィットする「オーダーメイドのシステム(アプリケーション)」を開発し、納品する事業が主流となっていったのです。
さらに近年では、カスタマイズアプリケーション開発して終わりではありません。お客様にとって有用であろう様々な製品を提案し、お客様の事業方針を理解し、既存のシステムのより効果的な利用方法を含めて「ITを使ってどうビジネスを成長させるか」というIT戦略の立案やコンサルティング、ソリューションの提案といった、ビジネスの上流工程から深く関わるようになっています。
つまり、現代のSIerは言われたものをただ組み合わせる「システムインテグレーター」というよりも、お客様のビジネス課題をITの力で共に解決していく「ITソリューションパートナー」と呼ぶ方が、その実態に非常に近いと言えるでしょう。
「ITエンジニアって、自社(ユーザー企業)の中でシステムを作るんじゃないの?」 そう思う方もいるかもしれません。実は、欧米ではITエンジニアの多くが事業会社に所属し、自社でシステムを内製するのが主流です。
しかし日本では、IT人材の約7割がSIerなどのITベンダーに所属していると言われています。なぜでしょうか?
それは、日本の伝統的な非IT企業(製造業、金融業、流通業など)にとって、自社内に高度なエンジニアを多数雇い、育成し、目まぐるしく変わる最新技術を常にキャッチアップし続けるだけの「体力」や「土壌」を維持するのが非常に難しかったからです。
だからこそSIerは、こうした企業に対して「高度な専門知識と技術力を提供する、外部のプロフェッショナルなIT部隊」として、日本経済を根底から支えてきました。
もちろん、近年は日本でも「ソフトウェアエンジニア」の裾野が広がり、ユーザー企業が自社で技術者を雇用する内製化の波も来ています。それでも、SIerが日本企業にとって不可欠である強い理由があります。
それが「プロジェクトマネジメント力」と「リスクヘッジ」です。
何十人、時には何百人というエンジニアをまとめ上げ、絶対に止まってはいけない巨大で複雑なシステムを、期日通りに安全に作り上げる。この高度なプロジェクトマネジメントのノウハウは、これまで数多のシステム開発を成し遂げてきたSIerに圧倒的な蓄積があります。
また、システム開発には当然様々なリスクが伴います。柔軟に多数のエンジニアリソースを確保できるSIerをパートナーに選ぶことは、お客様にとって事業リスクを軽減(リスクヘッジ)することにも繋がっているのです。
SIerの中にもいくつか種類がありますが、私たちエヌデーデーは「独立系」のSIerです。この「独立系」であることには、明確な価値があります。
メーカー系や大手資本が入っているSIerの場合、どうしても「親会社のこの製品を売らなければならない」というビジネス上の制約(垂直統合型のビジネスモデル)が生まれがちです。
しかし、資本的な縛りがない独立系SIerの私たちは、特定の製品や技術にこだわる必要がありません。純粋にお客様の課題に向き合い、世の中にある無数の選択肢の中から「真に価値のある最適な技術・ソリューション」を選んで提案することができます。
これは、働くSEにとっても大きなメリットです。学ぶ技術が特定のメーカーのものに縛られることなく、広くフラットに様々な技術に触れ、スキルを磨き続けることができるからです。
では、エヌデーデーで働くSEは、具体的に何を学んでいくのでしょうか。大きく分けて「2つの軸」があります。
私たちはITのプロフェッショナルです。そのため、IT技術について「深く」「広く」、そして常に「最先端」を知るための努力を惜しみません。これが私たちの基礎となる武器です。
ここが、学生の皆さんが一番驚くポイントかもしれません。素晴らしいシステムを作るためには、ITの知識だけでは不十分です。「お客様がどんな業務をしていて、どんな課題を抱えているのか」を深く理解していなければ、最適な提案は絶対にできません。
とはいえ、世の中のすべての業界を深く知ることは困難です。そこでエヌデーデーは、「医療」「公共」「金融」「鉄道」「解析」「電力」「防災」などといった「社会インフラを支える分野」を私たちの得意な領域(事業ドメイン)と定め、その分野のスペシャリストとして深い知見を蓄積しています。
私たちの企業理念には「高度な専門性と情報技術力をもって独自性を追求し」という言葉があります。この言葉の通り、「業務知識」と「ITスキル」の両輪を高いレベルで回せることこそが、エヌデーデーのSEの真骨頂なのです。
ここで、学生の皆さんからよく質問される「プログラマーとSEの違い」についてお話ししておきましょう。
一般的に「プログラマー」は、仕様書に基づいてプログラミング言語を駆使し、実際にシステムを作る(コーディングする)役割を担います。 一方「SE」は、プログラミングの知識をベースに持ちながらも、お客様と直接対話して「何に困っているのか」を引き出し、システムの設計図を描き、開発チームをまとめてプロジェクトをゴールまで導く(マネジメントする)役割を担います。 つまり、プログラマーの主戦場が「コード」であるのに対し、SEの主戦場は「顧客のビジネス課題の解決」なのです。
昔からIT業界では、定期的に「SIer不要論」が囁かれてきましたし、最近では「AIが発達すれば、プログラマーの仕事は代替されるのではないか?」と不安に思う方もいるかもしれません。
しかし、私たちは全く悲観していません。 確かに定型的なコーディングは、今後AIがどんどん代替していくでしょう。ですが、私たちが提供している「高度な専門性(業務課題を読み解く力)」「情報技術力(最適な解決策を設計する力)」、そして「プロジェクトマネジメント力(チームで物事を成し遂げる力)」は、ツールがAIに変わったとしても極めて普遍的で、決して代替されない人間にしか出せない価値だからです。
むしろ、AIがコーディングをサポートしてくれることで、私たちが本来持っている「課題解決」というSEとしての強みが、AIによってさらに加速され、強化されていると実感しています。
激動の時代の中で、単にコードを書くプログラマーにとどまらず、顧客のビジネスを共に創り上げる「プロフェッショナルなSE」になりたい方。ぜひ、エヌデーデーで共に働き、成長していきませんか?
皆様のエントリーを、心よりお待ちしております!